【あらすじ】
私は夫と息子の3人家族で今はスーパーでパートをしている。
しかし、最近そのスーパーで困った出来事が起きている。
私「レジ袋ご利用になられますか?」
クレーマー「ああ?商品見て分からねえのか?いるに決まってんだろ!」
私「申し訳ございません。サイズはどうされますか?」
クレーマー「だから商品見て分からねえのか?」
私「すみません」
悩みの種はこのクレーマーである。
この人は常連客で色んなスタッフに絡みにいっては意味がわからないクレームを叩きつけて困らせている。
レジ打ちを担当している私はよくそのクレーマーに絡まれる。
店長に相談しても
スタッフ1「あのクレーマーなんとかしてください!本当に困ってるんです!」
店長「でも、店側としては被害を被ってないしな」
スタッフ2「私たちがすごく大変なんです!」
私「あの人を出禁にできないんですか?」
店長「出禁にはできないよ、売り上げが下がるし」
店長「じゃあ、俺仕事あるから」
いつもこうやってはぐらかされる。
店長が全然対応してくれないため私たちの負担が大きくなり日々ストレスと戦っていた。
夫に相談すると
夫「今時いるんだなそんな人、職場変えたりできないの?」
私「うん、一緒に働いている人たちとはいい関係を築けてるからあんまり離れたくないんだよね、店長は嫌だけど」
夫「そっか」
もちろん夫がどうにかできる問題でもないので愚痴を聞いてもらうだけになるという感じだけど話すと少し気が楽になる。
ある日、私の担当するレジにまたあのクレーマーが現れた。
クレーマー「おい、この卵割れてるんだけど」
私「え?そんな、これは」
クレーマー「ああ?お客様がそう言ってんだぞ!他にもこのバナナは黒いしこの商品の封は空いてるし」
クレーマー「この店はお客様にこんなものを売ってんのか?お詫びとして謝罪しろよ」
私「申し訳ございませんでした。」
クレーマー「声がちいせえよ!それに謝り方が違うだろうが!土下座しろよ!」
私「え?」
クレーマー「ああ?当然だろ!早くしろ、あとこの商品全部タダにしろ」
めちゃくちゃな言い分に戸惑っていると
夫「俺の妻に何か用かな?」
クレーマー「あ?え?どうしてあなたが?」
私「あなた」
突如現れた夫の姿に私は安心から涙が溢れてきた。
その傍ら、クレーマーは尋常じゃないくらいに狼狽えていた。
実はそのクレーマーは
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