【あらすじ】
私は小さい頃から姉に大事なものを奪われてきた。
さらに姉は立ち回りが上手かったため、私が母に何を言っても自分の都合の良いように言い訳していたため母も私の味方になってくれなかった。
そういうこともあり、母には何も相談しなくなってしまい早くこの家族から出て自立したいという思いだけを胸に生きてきた。
そして、社会人になり一人暮らしを始めてからは本当に開放的で充実していた。
そんな私も結婚をしてマイホームを購入し、二人の息子にも恵まれて幸せな家庭を築いていた。
しかし、ある日家に帰ると
姉「ヤッホー久しぶり!いいとこ住んでるね」
私「姉ちゃん?何しにきたのよ!こんな遠くまで」
姉「私ね、夫の転勤でこの辺に住むことになったのよ!だから遊びに来ちゃった」
私「はあ?てかどうやって入ったの?」
姉「まあ、外に鍵隠してるの見つけたからそれでね」
私「はあ?ありえない!早く帰ってよ!」
姉「うるさいわね、わかったわよ」
その日は大人しく帰ったが次の日も、また次の日も私達家族のいない時間を見計らってよく侵入していた。
なぜ分かるのかというと私の持っているアクセサリーやブランド物のバッグが無くなっていたからだ。
ある日、たまたま私が予定より早く帰宅した際に勝手に上がり込んでいた姉とバッタリ遭遇した。
私「いい加減にしてよ」
姉「うっさいわね、いいじゃない別に」
私「それより、私のバッグ返してよ!勝手に持っていってるでしょ?」
姉「無理よ!だってもう売っちゃったから」
私「はあ?それなら売って入ってきたお金返してよ!」
姉「ネットで売ってるからポイント還元なの!だから無理ね!」
私「現金に変えれるでしょ!」
そんな感じで言い合っていた。
もう面倒くさくなってきて姉にはそのまま帰ってもらった。
夜、夫にその事を話すと
夫「困ったな、あっそう言えば会社が沖縄の方で新規プロジェクトを始めるんだけどちょうど興味があったんだ。ただ引っ越ししないといけないから諦めてたんだけど、そういう事情なら引っ越さないか?」
私「ええ?」
私としては引っ越して全て解決したかったが子供の生活環境が変わってしまうことを心配したため子供にも確認した。
子供も下の子は少し悩んでいたが上の子が二つ返事でオッケーしてくれたのと同時に下の子も同意してくれたため私達家族は沖縄に引っ越した。
新天地での生活から少し経った頃、姉から着信があり
私「はい?」
姉「今あんたの家でパーティーしてるんだけど、酒買ってきてくれない?」
私「え?私達、引っ越してもうそこに住んでないんだけど」
そして
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モモコ
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