【あらすじ】
私は結婚してからも社会に出て働きながら家事に勤しむ兼業主婦である。
仕事をしている理由は夫の給料で家計を支えるのが厳しいからと言うのが大きかったのだが
夫「なあ、そろそろ専業主婦になってくれないか?」
私「あなたの給料が上がればそうするわよ」
夫「頼むよ!君には専業主婦になって両親の面倒も見て欲しいんだ」
このように私に専業主婦になるように強要してくるが目的は義両親の世話を私にさせると言う目的であった。
いわゆる義両親の家政婦として尽くしてくれ、と言うことだ。
さらに夫は義両親に私が面倒を見ると言うことを勝手に伝えていたらしく
義母「ちょっと!今日は手伝いに来てくれるんじゃないの?」
と電話が来ることもしょっちゅうであった。
さらに義母もかなりクセが強い人物で
義母「リモコン取ってちょうだい」
義母「コンロに汚れが残っていたわよ」
義母「お茶も出ないなんて本当に気が利かないのね」
など、もはや嫁いびりと言うべき言動をしてくる。
その事を夫に相談しようとすると
夫「それは母さんなりの愛の鞭だよ!母さんに扱かれていい嫁になってくれ」
その一言で私の怒りが爆発して
私「私は別にあの人たちにいい嫁なんて思われたくないしあなただって私の実家の事を何もしないし顔を見せにすら行かないじゃない!」
夫「当たり前だろ?夫の家と嫁の家は別なんだし」
と訳のわからないことを言ってきた。
さらに
夫「こんなに分からない奴だとは思わなかったよ、そんなに反発してくるなら離婚だな」
私「ええ?」
そう言って夫は離婚届を書いて私に突き出してきた。
夫「俺は俺の家族を大事にできない奴とは結婚できない。よく考えてくれ」
そう言って部屋を出てしまった。
身勝手な考えに呆れた私はそのまま自分のサインをして役所に提出した。
離婚届が無事に受理されたタイミングで私たち家族と夫家族で話し合いをすることになったが夫には離婚が成立したことを伝えておらず
私「あ、あの離婚届、もう役所に提出したから」
夫「え?」
そして
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