【あらすじ】
私は夫と結婚したことを激しく悔やんだ。
理由は私たちの子供と義実家が関係してくるのだが、義両親と夫は典型的な昔の人であり生まれてくる子供は男の子でないといけないと考える人たちであった。
しかし、私たち夫婦が授かった子供は女の子であった。
義母「日頃の行いが悪いから女なんて産むのよ!」
義母「おろせ」
とんでもないことを言ってくる義母だが夫は
夫「今回はハズレか、次に期待しよう」
自分の子供を宝くじか何かと勘違いしているのかこんな事を言い出した。
しかし、こんな人たちの言うことを聞くわけもなく娘を出産して育てていった。
夫も家にいる時は特に娘に何かをするわけではなかったのだが義実家に行った時が大変であった。
娘「おじいちゃん、絵描いてきたから見て」
義父「うるさいな、どっか行けよ」
義母には家事を無理やり手伝わされ
義母「そんな洗い方で汚れが落ちるか」
娘「ごめんなさい」
それに気づいた私は流石に義両親を叱責したが話を聞く気もない。
そんな義実家に連れて行くのはもう勘弁だし、娘も行くのを嫌がっていた。
ある日、夫が二人目を作りたいと言い出し私は娘のことや家計のことも含めて前向きに考えることができなかった。
結局話し合いの場を設けた結果、子供を作ることにした。 性別は男の子。
これを聞いた夫は自分のことのように舞い上がり、義両親も喜んでいた。
私はそんな彼らを蔑んだ。
まだ見ぬ子供を暖かく迎えてくれるのは嬉しいがこれは性別が男だから、むしろ憎悪さえ覚えた。
出産に向けて励んでいると夫がとんでもない事を言い出した...。
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